1978年(昭和53年)4月、旧安田外科胃腸科の2階で歯科医院を開業しました。以来25年間、旧診療所で診療をしてまいりましたが、来院してくださる患者さんも私も25歳も歳をとり、『階段が登れないので通院できない。』という患者さんの声が聞こえるようになりました。トイレが狭くて使い勝手が悪かったり、今まで色々ご不便をお掛けしましたが、2003年(平成15年)8月、表通りにバリアフリーの歯科医院を新築し移転開業しました。
長寿社会を迎え、ただ長生きをするのではなく生活の質(Q.O.L)が問われています。健康で快適な生活のために『しっかり噛んで美味しくいただける』ことは大変重要です。歯科医師会では8020運動を提唱しています。我々スタッフも皆さまに『一生自分の歯で食べていただきたい』と思っています。
そのためには予防が一番大切だと考えました。移転を期に内容も新しく、今まで以上に『皆様のお役に立てる歯科医院』にしたいと思っています。
通常の歯科治療、矯正治療、インプラント治療、サービス等のレベルアップに努めるのは勿論ですが、新しい医院は『気軽に行ける歯科医院』にしたいと考えています。早期発見、早期治療とよく言われます。確かに虫歯などでは早期に発見して早期に治療すれば痛くなく、簡単に、早く、治療は終了します。しかし、それを繰り返していたのでは治療の痕が増えるばかりです。虫歯になった原因(甘い物の取り過ぎ、歯ブラシの問題等)をそのままにしていたのでは、又、虫歯になってしまうでしょう。皆さまに虫歯、歯周病(歯槽膿漏)にならないお口の状態を維持していただくようにお手伝いをしたいと思っています。
今までの歯科は痛くて、怖くて、なるべく行きたくない所でした。痛くなる前に、定期的に、気軽に歯の掃除や検査に来院してもらえるような歯科医院にしたいと思っています。
|